「空白を含む文字数」は、文書内のテキストに含まれるすべてのスペースも文字として数えた合計です。通常の文字数カウントと同じ指標ですが、単語と単語の間の空白も含めて数える分だけ、より大きな値になります。
値の由来
これは文書の統計情報であり、特に Microsoft Word ファイルでよく見かけます。Word がファイルを保存する際、テキストと一緒にページ数、単語数、段落数、文字数、空白を含む文字数といった、いくつかのカウント情報を書き込みます。他のオフィス系形式の多くも、同様の統計情報を独自に保持しています。一方で、プレーンテキストファイルや PDF には通常このようなカウント情報は含まれていないため、その場合に値が空なのは正常です。
この値が、その場で計測されるのではなく、プログラムによって書き込まれることから、2 つのことが言えます。1 つ目は、この値が「統計情報を保持するアプリ」が最後に保存した時点のスナップショットであることです。そのため、その統計情報を更新しないアプリで編集された文書では、実際のテキストと合わない数値が残っていることがあります。2 つ目は、プログラムが「本文」と判断した部分だけを数えるため、同じファイルでもアプリによって若干異なる値が報告されることがある、ということです。
値の例
この値は 4980 のように、単位の付かない単純な整数です。同じ文書について、「空白なしの文字数」と並べて見ると最も役に立ちます。たとえば空白なしの文字数が 4210 のような値になります。この 2 つの差が、実質的にはテキスト中の空白の数です。両方の項目があれば、それらを見比べるだけで、長さのうちどれくらいが「単語」で、どれくらいがその間の「空白」なのかを一目で把握できます。
ファイルにとって重要な理由
文字数制限はあらゆるところにあり、どのカウント方法を指しているかで結果が大きく変わります。SNS の投稿やステータスアップデートでは、単語間のスペースも制限に含めてカウントされるため、「空白を含む文字数」が、そのテキストが収まるかどうかを決める指標になります。レポートや論文、提出が求められるほとんどの文章にもページ数や文字数の制限があり、提出要項には通常、どちらのカウント方法を使うかが明記されています。
これは料金にも関わります。翻訳者、コピーライター、組版担当者は、仕事量の見積もりやスケジュールを文字単価で算出することが一般的で、スペースを含めるかどうかで合計がはっきり変わるため、見積もりにおいてこの 2 つの値は互換ではありません。
この項目の実用的な利点は、文書を開かずに値を確認できることと、多数の文書に対して次々と確認できることです。これは、1 つずつエディタを起動するよりもはるかに速く済みます。ただし、この数値は保存時点のスナップショットなので、完全に確定した合計というより「信頼できる目安」として扱い、厳格な上限が問題になる場合は、エディタ側で最終確認してください。この項目が示すのは「文書にどれくらいのテキストが入っているか」であり、「何が書かれているか」ではないため、個人的な内容が露出することはありません。