用語集

ファイルの作成日時とは?

ファイル内の情報を確認するとき、「作成日」と呼ばれる項目が表示されることがよくあります。この値について知っておくべきことと、それがファイルについて何を示しているのかを確認しましょう。

create-date

Create Date は、そのファイルが作成された日時です。カメラが写真を書き込んだ瞬間、録音が開始された瞬間、または文書が最初に保存された瞬間を指します。この情報はファイル内部に保存されるため、コピー・移動・名前の変更をしても変わりません。

どのファイルがそれを保持しているかと、その値の由来

写真やカメラのRAWファイル、動画・音声ファイル、PDFやオフィス文書など、ほとんどのファイルにはこのフィールドの一種が含まれています。値はファイルを作成したもの、つまりカメラ、スマートフォン、スキャナ、レコーダー、または書き出しを行ったアプリによって設定され、その機器自身の時計の時刻が使われます。通常、その機器で使われている日付形式で表示されます。

これは、フォルダー内でファイルの横に表示される、コンピューターの日時情報とは別物です。そちらはファイルシステム側の日付で、一部のコピー用プログラムはこれをリセットしてしまうため、何年も前の写真が今日撮影したように見えることがあります。ファイル内部に保存されている Create Date は、そのような操作でも変わらない日付です。

区別しておくべき、よく似たフィールドが2つあります。変更日時は通常、ファイルを保存すると更新されますが、プログラムによって任意の時刻に設定されることがあります。一方で Create Date は変わりません。写真の Date/Time Original は、シャッターが切られた瞬間の日時です。カメラから出したままの写真では、これと Create Date が同じ秒になることが多いですが、スキャンや再デジタル化をした場合、または編集アプリから再書き出しした場合などには、この2つが食い違うようになります。

その値がどのように表示されるか

通常は日付に時刻が続く形で、例えば 2019:08:14 17:03:22 のように表示されます。日付部分にコロンが入っているのは誤りではなく、カメラが使うメタデータ規格 EXIF での日付の書き方です。別の形式ではコロンの代わりにハイフンを使うこともあり、作成時刻が日付と同じ行ではなく、別行で保存されているファイルもあります。

多くの場合、タイムゾーン情報は付いていないため、その値はファイルを書き込んだ機器のローカル時計の時刻そのものです。ただし動画は例外で、MP4 や MOV ファイルでは作成時刻が UTC で保存されることになっており、そのため撮影した時間より数時間ずれて表示されることがあります。また、値がおかしいからといって改ざんの証拠とは限りません。時計が未設定のカメラやバックアップ電池が切れたカメラは、作成するすべてのファイルに自信たっぷりに間違った日付を記録してしまいます。

それが重要な理由

このフィールドは、フォトライブラリや音楽プレーヤー、ファイルマネージャーが並べ替えやグループ化に使う基準です。そのため、値が1つでも間違っていると、ファイルがアーカイブの中ほどに埋もれてしまう原因になります。長期的に保存するファイルにとっては、コピーしても引き継がれる一方で、一部のコピー用プログラムがファイルシステムの日付をリセットしてしまうことがあるため、実際の古さを示すより信頼できる記録でもあります。

これはプライバシーの観点からも重要なフィールドです。「いつ」を記録します。複数のファイルをまとめるだけで、Create Date だけからでも「誰かがいつ何をしていたか」のタイムラインがおおまかに見えてしまいます。さらに位置情報やカメラ情報と組み合わされると、そのタイムラインは一気に具体的になります。ファイルを公開する前に一度確認しておく価値があります。

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